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日本化薬グループは、工場や研究開発拠点から排出される硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)、ばいじん、揮発性有機化合物(VOC)などの大気汚染物質について、各国・地域の法令を遵守し、法令より厳しい準値を定めて排出量を管理することで、工場や研究開発拠点の周辺地域の大気汚染を防止して公害対策を行っています。
指標 | 対象範囲 | 単位 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 |
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揮発性有機化合物(VOC) | 単体 | トン | 28.6 | 33.3 | 52.1 | 38.7 | 32.9 |
ジクロロメタン | 単体 | トン | 4.9 | 4.0 | 3.6 | 3.2 | 2.7 |
ホルムアルデヒド | 単体 | トン | 0.04 | 0.04 | 0.15 | 0.13 | 0.13 |
NOx※1 | 単体 | トン | 9.1 | 7.5 | 7.7 | 8.3 | 6.7 |
SOx※2 | 単体 | トン | 1.3 | 1.0 | 0.7 | 0.9 | 0.8 |
ばいじん※3 | 単体 | トン | 0.9 | 0.5 | 0.5 | 0.4 | 0.2 |
日本化薬は大気汚染防止法で規定されるVOCだけでなく、日本化学工業協会が指定する化学物質も集計して幅広くVOC排出量削減に取り組んでいます。また自主管理対象12物質であるジクロロメタンやホルムアルデヒド等の有害大気汚染物質排出量の削減にも取り組んでいます。なお、以下に主な取り組みの例を挙げます。
日本化薬では、これまで以下のような対策に取り組み、SOx、NOxおよびばいじんの排出量を規制値よりも低いレベルで管理しています。